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12期1回目レポート②

~遊び場の風景~

<潜り・飛び込み・カヌー>
 無事に開校式も終わり、父さん母さんたちは4kmルールで離れていった。さあ、いよいよ川遊びの始まりだ。
天気は曇り時々小雨、風はない。でも雨でも平気だね。なんせ川遊びだから。
 ここ高瀬の潜水橋にやってきたのは川ガキ10名とスタッフ6名、カヤック6艇だ。ここ高瀬は、水はあまり澄んではいないが、潜水橋の高さが水面から3m程度と初めての川ガキに丁度良い飛び込みの高さなんだな。流れも強くなくてカヤックの練習にも丁度良い。
今日の高瀬の潜水橋はどうなんだろう。昨日からの雨で少し濁りと流れがあるかな、でも水かさは田植えで水が引かれているせいかむしろ低目だ。これは飛び込むには絶好だね。
スタッフの兄姉がっぱが飛び込んだ。
大きく水が跳ね上がる。すっと頭が浮かぶと川ガキたちに振り返って、
「気持ちいいぞー。」
もぞもぞしていた川ガキが一人、意を決して橋縁から宙に舞う。負けじと水が跳ね上がる。水面に浮いてきたら
大きく口を開けて、「わははははは。」
こんなに爽快、笑うしかないよね。それを聞いて、橋縁に残った川ガキが順番に大きく跳躍する。
最後まで残ってしまったのは“たくみ”かい?考えれば考えるほど跳べなくなるぞ。頭空っぽにして宙高く舞おう。

3.jpg


こちらでは、潜りの得意な“ひかる”の授業が始まった。
「ここは少し濁っているけど、次の穴吹川は四国一きれいなんで、だから練習して潜れるようになったらすごい面白い」
川ガキたちは“ひかる”の話しに引き込まれていく、一生懸命に彼の真似をしてシュノーケルを使う。
「ほんと初めてなんか、うまいやんか、うまいうまい」
ほんと“ひかる”は川ガキを乗せるのがうまい。

川の真ん中ではカヤックの練習だ。ほとんどの川ガキが初めて乗るのだろう。
川の学校では前漕ぎ、後ろ漕ぎなんて教えないよ。漕ぎながら遊びながら覚えていくんだよ。
あっ、青いカヤックが沈したっ。沈脱にちょっと手間がかかって少しあせったかな。
でも君には名誉ある第12期沈第一号の称号をあげよう。
雨は降ったり、やんだりの繰り返し。
君たちは気がついていただろうか、一瞬川面に霧が立ち込め、向こう岸すら霞んでしまったのを。
世界は吉野川と川面に浮かぶ僕たちだけになったのを。
とはいっても、やっぱり少し寒くなってきたね。そろそろ岸に上がろうか、
まずは吉野川との初対面を済ましたなら、次は本部で屋台村だ。

<投げつり>
 残念ながら昨日からの雨で吉野川は大増水だ。
キャンプ地まで第十堰を越えて流れていく水の音が低く大きく響いていたね。川に入って遊ぶのは無理みたいだ。そこでFD“さぶちゃん”セレクトの遊びは第十堰下流でのハゼの投げ釣りと名田橋付近での延べ竿での釣りだ。
投げ釣りを選んだ川ガキと一緒にやってきたのは、第十堰下流、キャンプ地より約1kmほど下流、北岸にある小さな小さな川港。
まずは準備だ。川の学校ではスタッフがすべて準備をして、はいこれでどうぞお釣りください、なんて言わないよ。やりたい遊びは自分で準備、わからないことはスタッフの兄姉がっぱに尋ねるのが基本だ。
「分からんかったら教えてやるけん、自分でするんぞ。」
だから“わたる”はそう言って、仕掛けを一つ無言で作りだした。
一生懸命見よう見まねで川ガキも作り始めるがたちまち遅れていく。もうどうしていいか分からない。
でも“わたる”はなんだか怖そうで声をかけれない。
“わたる”はじっと無言のまま自分の仕掛けを作り続ける。川ガキが兄姉がっぱとの垣根を壊すのを黙って待っている。
「あの、糸とサルカンとの結び方が分からないのですけど。」
「それはな、こうやるんじゃ。」
やったね、繋がった。あの瞬間“わたる”は心の中でにやりとしたんじゃないかな。

4.jpg


自分で準備した投げ竿を手に手に持って川辺に並ぶ。でも投げるのも難しいんだぜ。なかなか遠くには投げれない。でもこれも練習だ。
水も濁っていて、流れも強い。これではハゼは無理かなと、現場を見て判断した“さぶちゃん”。こんなときは流れを避けて魚は岸近くに寄っているかもしれないからね。
早速竹やぶに入って竹を切り出す。即席で竿を作るんだね。みんな一人前の釣り師のように竹のしなりなんか気にしてるぞ。自分で選んだ竹を釣竿にして、サブちゃんの作る渓流仕掛けをまねて作って準備万端。
あの日の川の状況なら釣果は訊かないよって。いやいや、きびれやスズキの幼魚、大きい手長えびなんかを釣ったよ。川ガキの面目躍如だね。
自分で準備して釣りをするのは楽しいなぁ、あっという間に時間が過ぎたよ。そろそろ片付けだ。ゴミも残してはいけないよ。
さぁ本部に帰ろう、おいしいお昼ご飯が待ってるよ。


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