スタッフ研修5回目(最終)レポートby親ガッパ



スタッフ研修レポートもいよいよ最終回!
これは1回目が行われるちょうど一週間前の様子
私たちも君たち12期川ガキを迎えるのにドキドキ緊張してたのだよ~~!

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レポート 川の学校(第12期)の作られ方
第五回研修

快晴の6月9日・10日。さぁ、これが泣いても笑っても最後の研修です。次の研修でやればいいわ、なんていう言い訳はもう通用しません。なんせこの研修の一週間後に12期川の学校の開校式と第一回キャンプが始まるのですから。
研修場所は第十堰に近いお堰の家。

(一日目:6月9日)
6月9日。午前中は物品の準備です。
川ガキたちの日記用ファイルを作成します。彼らはこのファイルに何を記してくれるんだろうか、などと想像したりしてしまいます。
そのほかヤスの手入れも行いました。魚に刺さらずに後ろの岩を突いてしまうこともあり、ヤスの先端はだんだん鈍磨していきます。ヤス自体が曲がっているものもあります。“くろおび”がヤスの形を整えて、一本一本先端をグラインダーで削って尖らせていきます。ヤスのゴムも消耗品です。長いゴムを買ってきてみんなで一本一本交換です。

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キッチンスタッフも気が抜けません。たくさんの物品がどこに収納されているか私自身まだまだあやふやです。しっかりと確認します。料理そのものはある程度慣れてきました。みんな、他の人の仕事を見ながらやるべき残っている仕事をてきぱきとこなしていきます。本日のお昼のメニューは午後の活動が時間厳守であったこともあり、比較的手のかからない混ぜご飯にお味噌汁、塩もみキャベツでした。

お昼からは徳島市西消防署で救急救命講習です。講義の内容は初期救命処置がいかに大事かということとその方法、AEDの使用方法などです。救命処置が必要な状況が生じた際は、我々の現場での処置いかんで生存率が左右されるということなのでみんな真剣に聞いています。座学の後は実技です。二つの班に分かれたらダミーの人形を使って人工呼吸と心臓マッサージを実践していきます。人工呼吸では、なかなかダミー人形の肺に空気が届かず苦戦します。心臓マッサージではどの程度の強さで胸を押せばいいのか迷います。AEDの使用方法も重要です。もちろん川の学校ではキャンプ場にAEDを準備しています。必要なときに宝の持ち腐れとならないように使用方法の確認と実践練習です。

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講義実習の合間の休憩で、ふと気がつきました。ダミー君はわれらがFD“さぶちゃん”そっくり。ツーショットで記念撮影をしてもらいました。
救急救命講習が終了すれば速攻でお堰の家に帰ります。

物品の整備、次はカヤックの修理です。
スパーキーなどのポリ艇は、川原で擦られた船底に穴が開いてきます。同じポリエチレン素材の板をあて、ホットガンで暖めて溶着させていきます。
スターンズなどのインフレータブルカヤックは、小さな穴がいつの間にか開いたりします。チューブ全体に石鹸水を塗って穴を探すことから始めます。穴は一つとは限りません。穴が分かればチューブの素材と同じビニルパッチを作って、ビニル専用の接着剤で貼り付けます。我々素人の作業でも、穴あきカヤック達は息を吹き返してくれました。

キッチンスタッフが晩御飯の準備をしている間に、たつろうさんの講義がありました。内容は子供との接し方についてです。我々も聞きたかったのはやまやまでしたが、この晩御飯は、本番前にスタッフ達だけで食べる最後の晩餐です。気合を入れて作ります。メニューはちゃんぽん麺でした。
晩御飯の後、肥後の守の準備などの細々した作業や打ち合わせが終わり、緩やかな宴会へと移行していきます。
目玉料理は、ははが持ってきてくれた鹿肉でした。佐那河内村の方からの頂き物とか。全然くせがなくとてもおいしかったです。
と、そこに女性スタッフが持ってきてくれたのは手作りお菓子。えっ、これ自分で作ったの?というくらいこちらも美味でした。
研修は明日もあります。適当なところで三々五々寝袋にもぐりこみます。

(二日目:6月10日)
快晴です。朝、炊き込みご飯をお腹いっぱいに食べたら、車に分乗して第十堰北岸、第一回キャンプ地に向かいます。
まずは広場に集合、ここでもう来週にも第一回キャンプがあるのかと思うとどきどきしてきました。十角テントやマーキーテント、川ガキテントやスタッフテントの設営位置の確認を行います。  
そしてフィールド探索です。今までと水の流れが変わっているようです。どこに魚がいてどんな遊びができるのか真剣に見ていきます。

おやおや、水の中を歩きながらお決まりの倒し合いです。そんなこんなでMD“あさだ”姉さんはいつもずぶ濡れなのですが、今日は気がつけばみんな川に胸まで浸かって一列行進していました。
そのまま行進は堰に向かいます。堰に上がって魚道など、水量が増えれば万が一危険になりそうなものを確認します。遅れてキッチンスタッフもフィールド研修にやってきました。
次は第十堰キャンプでの第2のフィールド、飛び込みのできる高瀬の沈下橋に向かいます。ここではスタッフ全員飛び込んでみてはその感触を確かめます。

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おなかが減っては戦ができぬとお昼ごはん。メニューは予定では中華丼とワンタンスープだったのですが、余った食材の都合などもありオリジナル料理、その名も中華風ちらしずしに変更です。こういうアドリブでの対応も臨機応変にできるようになったと自画自賛のキッチンスタッフでした。
午後からは再び第十堰北岸に戻って、実際に魚獲りをしてみます。がさがさのポイントなどを探していきます。“やぴ”と“KT”は、キャンプ場とフィールドとを結ぶ草原の細い踏み分け道を、エンジン草刈り機を使っての整備です。最後は全員で手鎌を振って草や棘と戦い、やっと広い道が完成です。さぁこれで作業はすべて終了です。

お堰の家に戻って、本番前の最後の最後のふりかえりです。みんなそれぞれ思いのたけを諄々と話します。ここまでやってこれたことに感慨を隠せないスタッフもいます。でもこれからが本番です。猛り狂うような熱気ではなく、穏やかだけれども圧倒的なエネルギーが満ちていきます。
“しゅうや”が、
「楽しみだけど、子供たちが来るのがすごく怖い」
と、言いました。みんな同じ気持ちだったと思います。
あと一週間、この怖いと感じる気持ちを抱えて、それが少しでも少なくなるよう、おのおの自分のできうる準備をスタッフたちはやっていきます。
さぁ、ほんとうにあと一週間です。

(くまさん)

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