大文字山



旧暦の8月15日の月を日本人は「中秋の名月」と呼び、古来から月見を楽しんできた。川のことにこじつければ、満月にテナガエビは脱皮するので、皮もふにゃふにゃで取るのはよくないとされる。「ムーンリバー」とう名曲の歌詞からは水面にすうっとのびた月の光を思わせるけど、実際満月の下で泳ぐのは暗い水の怖さがぐっと和らいでとても心地いい。

京都の大文字山は 眼下に京都市内を一望できる名所。夜景がみえるので、ノリノリの京都在住者は懐中電灯で夜の登山に向かう。銀閣寺から登り、40分もあれば五山の送り火で大の字がごうごうと燃えるあの場所に着く。登りましょうか。時に、中秋の名月。

チーム大文字のメンバーは僕・拓也(現役スタッフ)、おーちゃん(6,7期)、あさだ(現役)、おけいはん(6,8,9期)。僕はかつて京都の大学生で、あさだとおけいは京都在住、おーちゃんは京都が職場である。

午後9時を前に、ヘッドライトを頼りに登り始める。もちろん街灯などなく、真っ暗。ほんの少しの心細さを感じながら歩きつづけると、林の中から急に草原が広がる。送り火が燃える場所だ。登山者を阻むかのような最後の急登が待っているけど、右手の斜面の向こう側に迫りくるような夜景が見える。

坂の上の狭い平地がゴール。他のグループや外国人の姿もみえる。京都の夜景ってこんなに広いんだと思わせる180°近い夜景。黒い所は御所と下鴨神社。京都タワーもちっちゃい。だけど色合いはくるりのベストアルバムのジャケットそのもの。空には満月。

IMG_4928_convert_20110915223938.jpg


夜景を眺めながら、ロマンチックに会話が弾む。
「つまみのウズラ卵いる人ー?」
「欲しいズラ」
僕の右手にはビール、あさだもチューハイ。
残念ながらおけいはんとおーちゃんは、もともとアルコールの分解酵素を持ち合わせておらず。



夜の山路を脅かし合いながら下りました。

京都の違った楽しみ方ができる場所。
おすすめです。


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